夢・チャンスは逃がすな

ある女性が百貨店に行くと、ブランド品のバックがとても安く売っていました。
すぐに買おうと思いましたが、お腹がすいていたので、先にレストラン街で食事をすることにしました。数十分後、彼女は食事を終え、バックの売り場に戻ってみると、お目当てのバックはすでに売り切れていたのです。

つまり、彼女は「バックを安くゲットする」チャンスを逃がしたのです。
カーネギーの言葉にもありまように、チャンスは誰にでもやってきますが、油断していると、通り過ぎてしまいます。

したがって「今がチャンスだ」と思ったら、即座に行動に移すことが大切です。「お客さん」が会いたいと言ってきたら、その日のうちに面会に行く。
このように「すぐに」「その日のうちに」ということを肝に銘じれば、遅れをとることもなくなり、チャンスを確実につかむことができます。

行動力が奇跡を生む

ある女性が熱中症に倒れているおばあちゃんに出くわしました。彼女はすぐにおばあちゃんを介抱し、自宅まで送りとどけたところ、後日「お礼がしたい」と連絡があり、そのおばあちゃんの家で食事をご馳走になりました。
以来、彼女とおばあちゃんは親しくなり、おばあちゃんの息子が経営している会社に転職することになりました。

やがて、彼女はその会社に出入りする営業マンと結婚したのです。
もし、彼女がおばあちゃんを介抱しなかったら、おばあちゃんの息子が経営する会社に転職することも、そして営業マンと結ばれることはなかったでしょう。まさにちょっとした行動が「正の連鎖」をつくり出し、人生を一変させたのです。

その同僚からお礼として食事に誘われる。その食事会で新たな出会いがある。
このような予測のできない人生の意外性を楽しむ気持ち・期待感が行動力のアップにつながり、思いがけない結果をもたらしてくれるのです。

思考力だ・先入観や固定観念にとらわれない

常識とは、十八歳まで身につけた偏見のコレクションのことをいう

アルベルト・アインシュタイン

「常識の大半は、子供の頃に大人から植え付けられた先入観や固定観念で成り立っているため、それらに惑わされてはならない」
このアインシュタインの言葉の一つの例が「働くという概念」です。
一昔前までは子どもの頃、親から「一生懸命、勉強して良い大学に入りなさい。そうすれば良い会社に就職ができ、未来は安泰です」と言われ続けてきたと思います。
しかし、それは高度経済成長期の話であって、今は違います。
今日の日本は、年功序列制度や終身雇用制度が崩壊し大企業に入ったとしてもリストラされる時代に突入しました。もはや「大企業に入社すれば安泰」という考えは偏見以外の何物でもないのです。先入観や固定観念に惑わされることなく「こういう見方もできる」と物事を柔軟に解釈するクセをつけておくことが重要になってきます。
そうすれば、「仕事の概念」一つとっても、自分に何が大切であるかが認識できるでしょうし、誤った価値観で失敗する心配もなくなるでしょう。

味の基本は、
「苦い」「甘い」「酸っぱい」「辛い」「塩辛い」の五つしかないが、
これを組み合わせると、いろいろな味を楽しむことができる。

レモンティーの飲み方を最初に見つけたのは、アメリカ人農夫の奥さんだったという説があります。あるとき、旦那さんが紅茶を飲んだら、苦みが気になった。そこで、イギリス人の飲み方を真似して、紅茶に砂糖を入れたらだいぶん美味しくなった。さらに、奥さんのアドバイスでレモンを輪切りを加えたら、いっそう美味しくなった。こうして「苦い」「甘い」「酸っぱい」の要素が組み合わさったおいしいレモンティーが誕生したというわけです。
日本には「三人よれば文殊の知恵」という格言があります。凡人でも三人集まって相談すれば素晴らしい知恵が出るという意味です。
それらの人は自分と違った角度から物事を見て、独創的な意見をくれる場合があります。意外な情報が出てきたり、素晴らしいアイデアを提供してくれたりして、「思考」にさまざまな味わいをつけることができるでしょう。

思考力
発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
新しい目を持つことだ。

ヨーロッパのカフェを訪れた人が、立ちながら気軽にお酒を飲んでいる人を見て、「別にお酒でなくとも、コーヒーでもいいのではないか」と発想し、日本に帰ってからドトールコーヒーが誕生しました。
またある人は、女子高生が携帯電話と使い捨てのカメラをバックの必需品にしているのを知り、「二つを組み合わせたらおもしろいかも」と発想し、「写メール」が誕生しました。
いずれも既存のモノに対する見方を変えただけにすぎません。
つまり、企画力、発想力とは今までにない、新しいものを発見・発明することだけではないのです。「こういった見方もできる」「こういったアプローチを試みたらおもしろい」と新しい目を持つことでも成り立つのです。
その「新しい目」が多ければ多いほど、大きなビジネスチャンス・成功のきっかけをつかめるようになるのです。

心・物事をポジティブに解釈するクセをつける

どんな芸術家も最初は、素人だった。
どんな有名な料理人でも、素人でした。
どんな人も最初はゼロからのスタートだった。

昔、ハワイオアフ島の心理学者が学生50人ずつ2つのグループに分けて、ユニークな実験を行いました。
前者のグループに「あの店のホットドックは食べた人の7割が美味しいと言っています」と伝えたところ、50人中、8割を越える40人以上がその店にホットドックを食べに行ったのです。
一方、後者のグループに、「あの店のホットドックは食べた人の3割が美味しくないと言っております」と伝えたところ、50人中、1割の5人しか行かなかったのです。同じ店なのに・・・・・・・
人は物事をポジティブな側面から眺めるか、ネガティブな側面から眺めるかで、心境に大きな違いが出るのです。
したがって心を強くするには、目の前の物事や状況をネガティブに解釈せず、プラスに解釈することが重要になってきます。

人間関係・自分以上に相手のことを気づかう

成功の秘訣があるとすれば、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見る能力があるかどうかである。

自動車会社 創設者
ヘンリー・フォード

人間関係とは、相手を認める気持ちが絆を深くする

あるとき、デパートの屋上で「ヒーロー戦隊ショー」が開催されました。アルバイトの学生達に怪獣の着ぐるみに入ってもらい、格闘してもらうものです。
ショーの終了後、怪獣役の学生達は「安い時給でこんなに汗だくになって働かせされるなんて割にあわない」と不満をこぼしましたが、一人、仮面ライダー役の学生だけは上機嫌でした。いったいなぜでしょうか。

仮面ライダーは、ショッカー怪獣たちをやっつける正義のヒーロー、ショーの主役であり、観客からエールをもらう立場です。

つまり、その学生は仮面ライダーを演じ切ったことで、間接的ながらも、「自分はこの場で重要な存在である」と感じることができた。だから気持ちよく仕事ができたわけです。その困難な仕事でも、自分の存在を認め見つけることによって幸せになります。

一般社会での人間関係においても仮面ライダーと同じようにお客様の美点を認め、自分自身を認めてもらうことです。また、会社場合、部下、同僚の良いとこを伸ばしてあげ、自分が美しい瞳でいるためには、他人の美点を探しなさい。
美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。

良好な人間関係が築けるのはたしかです。

信頼
慰めの言葉が出ないのも、思いやりの一つである

A子さんはあるとき、子供の頃から育ててくれていた母親を病気で亡くしました。母子家庭だったため、厳しく育てられ、厳しさゆえに優しさがあったため、深い悲しみに襲われ、食事もノドを通りませんでした。

それからしばらくの間、同僚のB子さんやC子さんは「つらかったわよね」
「大変だったわよね」と慰めの言葉をかけ続けましたが、D子さんだけはそういった言葉を口にすることはほとんどありませんでした。「もし自分がA子さんの立場だったら・・・・・・」と思うと、言葉が思い浮かばなかったからです。

それから10数年後、A子さんは結婚して家庭に入りましたが、いまだにD子さんとだけは付き合いが続いています。
この話を通して言いたいのは、人間、共感すると、それが悲しくてつらいことであれば、言葉すら出ない場合があると言うことです。
沈黙も相手の心を思いやる気持ちにほかならず、それは以心伝心で相手にも必ず伝わるようになります。
その共感の思いが、お互いの絆を深めてくれるのです。

運・他人の幸せを願えば幸運がやってくる

親切にしなさい。あなたが会う人は、みんな厳しい闘いをしているのだから。

たとえば、身近な人の顔を思い浮かべながら、時間が許すときに相手の困っていることを箇条書きした「困っているリスト」作るといいでしょう。
「同僚のAさんは、月末は経理に忙しいから、雑用は私が引き受けよう」
「友人のBくんは、もうすぐ引っ越す。荷造りに人手がいるだろうから、手伝いに行ってあげよう」
また、社会的にも取り上げている活動で「体の弱い人に席を譲ってあげる」などの親切を行えば、徳を積んだことになります。

私は、親切にした数が多ければ多いほど、早期に幸運を招き入れることが可能になると思います。

成長・相手が正しく自分が間違っている場合がある

他人の欠点はよく目につくものだが、自分の欠点となるとなかなか気づかない。

ハワイには次のようなジョークがあります。
ある男性が妻とドライブに行く途中、ガソリンスタンドに立ち寄り、フロントガラスを拭いてもらうことにしました。
しかし、店員がいくら拭いてもフロントガラスはキレイになりません。
男性が「キミはガラスの拭き方も知らないのか」と激怒した瞬間、妻は夫がかけていたメガネをとってティッシュで拭き、かけ直しました。するとフロントガラスはキレイになっていました。汚れていたのは夫のメガネだったのです。

人は、他人の欠点にはよく目につきますが、自分の欠点になるとなかなか気づきません。
この話のように相手が正しくて、自分に問題がある場合だってあるのです。
他人の悪いところ、イヤなところが気になりやすい人は、そのことを自覚して、まずは自分自身の至らない点を見つめ直すことで、人格を高め大きく成長していきます。

幸福・「人生航路」の選択権は自分自身にある

仕事をするときは上機嫌でやれ。

ドイツ経済学者 アドルフ・ワグナー

 

「好き」なことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。